明石保健所より、咽頭結膜熱(プール熱)の流行について警戒レベルを超えましたと注意喚起がありました。

感染症発生動向調査における1定点医療機関あたりの患者数が、
第20 週(5月15日~5月21 日)に3.14 人(前週1.43 人)と警戒レベルを超えました。
咽頭結膜熱は、通常夏期に地域全体で流行し、
6月頃から徐々に増加しはじめ、7~8月にピークとなっていますので、
今後さらに拡大する可能性があります。

ついては、咽頭結膜熱の流行に注意していただき、
手洗いの励行やプールを利用した後はシャワーを浴び、タオルの共用を避けることなど、関係機関へ注意喚起をお願いします。

1.咽頭結膜熱とは
●アデノウイルスの感染により、発熱(38~39℃)、咽頭痛、結膜炎を主とする小児の急性ウイルス性感染症です。症状は3~5日間ほど続きます。
●潜伏期間は5~7日間とされています。
●プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるため、プール熱と呼ばれます。

2.感染経路
●通常、飛沫感染、あるいは手指を介した接触感染で、結膜あるいは上気道からの感染します。
●プールを介した場合には、汚染した水から結膜への直接侵入も考えられます。

3.予防方法
●日頃から、流水とせっけんによる手洗いをしましょう。
●感染者との密接な接触を避けましょう(タオルの共用はせず、個人使用としましょう)。
●衛生を保つため、プールからあがったときに、シャワーを浴びましょう。

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